覚悟

少し前にこのブログで書いたマンガの話。
今日はそのときに書けなかった内容の部分を書いてみようかなと思います。
マンガが教えてくれたというか考えさせてくれたことを…。
でも、自分自身はそのマンガを読んでいろんなことを感じ、いろんなことを教えてもらい、たくさんのことを考えるきっかけをもらった。

たかがマンガ。
されどマンガ。
マンガといえど、立派な読書です!!(笑)

そのマンガの内容自体は人によって好き嫌いがあるし、その内容をそのまま書くんじゃなくて、それを読んだとき自分が感じたままの言葉で書いてみます。
それまたすごく偏った感じになっちゃうかもしれないけど、それはそれで軽く読み流していただければ幸いです。(笑)

人が何かをするときには、すべてにおいて自己責任が前提だ。
それが仕事となると、その責任は100%自分自身に関わってくるものだと思う。
リスクを負わなければいけない立場でする仕事と、身分を保障され、ある程度守られた立場でする仕事ではいろんな面で異なることがある。

その中で曖昧に感じられるのは、その仕事そのものに対する責任の考え方。
決して守られている立場だからといって仕事に対して責任がないというわけではない。
それはそれできちんと責任のかかる仕事だと思う。

ただ、リスクを負わなければいけない立場と、ある程度守られている立場では一つ大きく違っているものがある気がする。
それは、どこに対してその責任を果たそうとするかというところ。
そして、その仕事に取り組む上で最後までその責任を果たすのだという“覚悟”があるかないかというところ。

守られる立場にあるということは、いろんな意味でその“覚悟”がうすくなっていく気がする。
その仕事に夢を持ち、情熱を燃やし、憧れていたときに持っていたはずの“覚悟”が…。
“覚悟”があるかないかの差は大きい。
その“覚悟”が最後の一線で必ず自分自身を助けてくれる。
“覚悟”を忘れ、易きに流されている人間は、その仕事をする本当の意味を見失っている。

何に対して責任を果たさなければいけないのか?本当に守らなければいけないものは何なのか?ということを…。
簡単にいえば、守られている立場にある人は、その立場を守るためにその属している組織が作ったルールをきちんと守るということに対して責任を果たそうとする。
その責任を果たすために、本当に果たさなければいけない責任を放棄して…。

それは、その本来果たさないといけない責任を果たすということに対して絶対的な“覚悟”がないからだ。
誰だって守られたいと思う部分は多かれ少なかれあるだろう。
もし守られている立場にあるとしたら、できる限りその立場守りたい(=維持したい)と思うものだろう。
だから本当に向き合わなければいけないことに対して目を背け、できるだけ問題の起こらない、安全な道を進もうとするのだろう。
それが普通の心理だと思う。
その方が簡単だし、すごく楽だ。

嫌なことを少しガマンして、大事なことから目を背けてさえいればいいのだから…。
でもそれは、決して‘生きている’のではなくて‘生かされている’ことに他ならないのではないか?
それで自分自身の仕事に対する責任をきちんと果たしていると言えるのか?
そこにきちんとした“覚悟”があれば、本当に守らないといけないものを守ることができるのに…。
ちょっと抽象的な話になってしまったからわかりにくいと思う。
自分自身でも、自分の中にある伝えたいことをうまく言葉にのせられていないと思う。
頭悪いし、文才ないからやっぱりダメだなぁ…。(苦笑)

-読書

© 2024 NPO Selfish(セルフィッシュ)