残り1ヶ月

今日は建国記念の日で世間一般にはお休み。

そんな三連休の最終日ですが、中3の受験組の子どもたちは残り1ヵ月となった県立高校の一般入試に向けてラストスパートの時期なので、もちろん祝日なんて関係なしにしっかり授業。

どの子も先日行なわれた私立高校の一期入試にて、まずはそれぞれが受験した学校にて"合格"という結果を受けることができ、人生初ともいえる『受験』というものがどういったものかということも含めて経験できたことで、それまでよりは少し落ち着いて受験に向けての準備ができている気がする。

さらに、その後岡山県では最後となる県立高校の自己推薦入試も終わり、本当に最後となる一般入試に向けてがんばらなければいけないという気持ちがどんどん大きくなったみたいでとてもいい感じ。

うちの教室では「自己推薦なんて宝くじみたいなものだから、最初からない物だと思って受験に臨み、本番はあくまで一般入試なので、そこに向けてがんばるように!!」と常々言っているので、子どもたちの自己推薦のことにはほとんど触れることなく、黙々と各自の勉強に取り組んでいました。

もっと早くこうなれれば理想的なんですが、いくらこちらが言葉で伝えてもそれがすべて子ども達に伝わるわけではなく、やっぱり各自が自分自身で体験したり、その場に直面して初めてそれを感じ、成長していけるんだということを子どもたちの様子を見ていて改めて感じます。

その子どもたちの成長には、時期が早いとか遅いとかいうことは全然関係なくて、大事なことはちゃんと成長するということなので、今こうして成長している過程の姿を見せてくれている子どもたちをうれしく思いながら、それぞれががんばって勉強している様子を見ていました。

授業していたくせに「見ていました」というのも変な感じに思えるかもしれませんが、少しずつ成長している子ども達にはこちらがとやかく指示をしたり、するべきものを与えたりする必要性はまったくなく、自分たちでそれぞれに必要なのは何なのかを考え、勉強をしているので、教える側としてはそれを見守るだけ。

必要があれば子どもたちの方から「〇〇の問題をください。」とか「ここがわからないから教えてください。」と声をかけてくるので、そんな時だけがこちらの出番。
よくここまで成長してくれたなぁ…と感じられる瞬間が先生冥利に尽きる瞬間です。

泣いても笑っても残り1ヵ月。

もちろん、それぞれの子どもたちが願う最高の春がみんなに訪れるように、こちらも全力でバックアップしていきたいと思います。

がんばれ、受験生!!

-授業風景

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