十分な時間

今日の高校2年生のクラスでのこと。

受験シーズン真っ只中でがんばっている高校3年生の受験の話から、本人たちの進路についての話になって、あれやこれやと盛り上がって話しました。

そんな中で、これまで受験というより勉強に対して少し(かなり!?)消極的だった子たちからすごく前向きな気持ちを聞くことができました。

というのも…。

一人の子は中学時代から数学が大の苦手。

もう一人の子は国語や英語が大の苦手。

お互いに典型的な文系・理系タイプの子たち。

特に数学が嫌いな子の数学嫌いは半端なく、最低限の課題ですらあまり手をつけない状態。
そんな状態だから、もちろん大学選択の段階では『自分が学びたいことが学べる大学+受験科目に数学のないところ』というのが選択の条件。

その子が、「国公立を目指して、数学をがんばってみようかな?諦めるのはまだ早いし、諦めることはいつでもできるから…」とメッチャ前向きな発言。

教えてる側の人間としてはとってもうれしいこと。

理由は、単純に国公立大学の中で自分の学びたいことが学べる大学を見つけ、そこに行きたいという希望ができたこと。
決して楽に入れるレベルの大学じゃないんだけど、その子が本気になってがんばれば十分狙えることは可能だと思っています。

高校受験の時にも、ミラクルを起こしてくれた子ですから☆(笑)

高校2年生のその子たちにとって、受験までに残された時間はあと1年。
今の段階でその気になってがんばっていけば、結果を出すためには十分な時間。

自分がやりたいことを見つけたら、全力でそこに向かって走って欲しい。
1年という時間が残っているのに、今から自分で勝手に限界を決めて諦める必要性なんて全然ない!!

1年後、その子たちが笑っている姿を見るために、こっちも全力で応援します♪♪

がんばれ!!

その前に、今の高校3年生たちを全員ちゃんと送り出さないといけないんですけどね…。(苦笑)

-授業風景

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