他人の時計を見るな

テレビに劇団四季の人たちが出てました。
別に観ようと思って点けていたわけじゃなく、偶然点いてた番組。
だから、何気に観てただけなんだけど、その話を聞いてて、劇団四季のすごさというと団員のすごさを垣間見た気がしました。

劇団四季の行う公演は、年間3000回。
団員によっては、年間最高で321回もの公演に出たことがあるという。
321/365。
驚くような数字。
でも、それを話している団員さんはとても楽しくて仕方ないって雰囲気を醸し出していた。
好きだから…。

何かをしよう(がんばろう)と思うとき、それが好きであるってことは本当に大きな力になるんだなって改めて感じた。
だって、劇団四季の人たちがしているっていう普段の練習や公演当日の準備などの努力をされている様子を聞いてて「半端ないなぁ…」って思いましたからね。
その番組の最後の青山弥生さんの言葉がとてもいい言葉だなぁって思いました。

「他人の時計を見るな」

劇団四季に入った当時教えてもらった言葉だそうです。
同じことを習っても、すぐにできる人とできない人がいる。
覚えること、身に付けること、成長していくこと…。
そのすべては、人それぞれペースが違う。
だから、他人の時計を見て時間を気にするんじゃなくて、自分の時計を見ながら自分のペースできちんと成長していくことが大切ってことですよね?

その言葉を聞いた瞬間、いろんな子どもたちの顔や様子が頭に浮かんできた。
まさにこの言葉の通りだなって…。
一人ひとりが自分のペースで少しずつ成長していくこと。
決して他人との競争での勝ち負けではなく、その子自身の中での成長が大切なこと。
そのために見るのは自分自身の時計でいいってこと。
すっごくいい言葉ですね。

-ことば

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