日本帰国編。
やっと真冬の寒さが和らぎ、もう少しで春の足音が聞こえてくるのをみんなが楽しみに待っている3月1日。
約1年ぶりに日本に帰国した。
真夏の国から戻ってきて、日本の寒さがかなり体にこたえ、数日は縮こまってしまっていたことをよく覚えている。
この帰国に際して、実はその後の仕事はほとんど決まっていて、4月から新しい舞台を東京に移してがんばる予定だった。
そのため、帰国の数日後には一度東京に行き、先方の面接を受けたり、新しい部屋を探したりと忙しい日々を過ごしていた。
そして、最終的に荷物をまとめ2~3日後には岡山を出発して東京に向かおうとしていた矢先、内定が出ていた先でトラブルが発生。
そのままそこにお世話になるという選択肢もあったのですが、結局トラブルの余波を受ける形で東京行きを断念することにした。
詳細にはあえて触れないですが、ほんと人生って何が起きるかわかんないですよね。
ある意味、そのために日本に帰ってきた部分もあったのに、まさかそれがダメになるとは…。
就職内定者から一気に無職の立場になってしまいましたよ。(笑)
『0』からの出発なんて話じゃなく、思いっきりマイナスからのスタート。
正直、「こんなはずじゃなかったのに…」という思い。
日本帰国から約1ヶ月。
いろいろ振り回される形になったけど、それはそれで楽しかった。
ある意味、幸先の悪い日本帰国となりましたが、これまでの自分の人生を振り返ってみても平坦な道よりも問題の多い道を敢えて選びながら進んできたようなもんなので、今回も「いつものことか。」と笑い飛ばす余裕がある自分。
まぁ、自分の人生、いくつになってもこんなもんでしょう♪♪(笑)
それからいろいろ考えたり、いろいろ声をかけてもらって動いてみたりもしましたが、やっぱり行き着くところ自分にはこの道しかないし、この道でがんばっていきたいと思い、日本帰国後4ヶ月を経て再び塾を立ち上げることにした。
自分ですべてをやるとなる、それも“1”(0!?)からとなるとすごく大変だが、その分楽しさと自由度、そしてワクワク感は満載。
年度途中というハンデもものともせず、まわりの支えてくれる人たちの力に思いっきり助けられながら新たな船出。
次なる舞台は、倉敷市茶屋町。
その名もズバリ「Selfish」←日本語訳:『わがまま☆』(笑)
第8回につづく…。