あたり前の話だが、電話での対応を相手の顔が見えないから、直接会ってお話をする以上に気を遣う。
だから、できれば電話では最低限の話だけにして、日程調整の上で直接会って話をさせていただくようにしているのですが…。
まずは双方の勘違い(!?)から、話が全然かみ合わずにおかしいなぁ…と思っていると、先方はSelfishのものではなく、別の会社の求人票を見ながら話をしてました。
そこで先方は「就業条件をきちんと書いておいてくれないとわからないじゃないか!!」少しキレ気味。
それは見ている求人票が違っていたということに気が付いてから、とりあえずは落ち着かれましたが…。
今度は改めてこちらの求人票を見ていくつか質問。
「LD、ADHDって何?」って質問から始まって、「何を教えるのか?」「そちらの求人には指導教科の記載もないのか?」「塾とかの求人なら、教科を限定して求人するのがあたり前じゃないのか?」などなど…。
その一つひとつに内容やその理由を説明はするものの、あちらは半ギレのような状態なので何を説明しても文句を言ってくる。
声の感じと話している内容から察するに、かなりご年配の教育関係のお仕事をされていた方みたいで、ご自身の指導して来られた教科に関しては自信を持っている様子。
だから、『塾講師』というジャンルと労働条件、それも時間数や時間給だけを見て応募しようと考えたけど、そのあたりの詳しいことがわからなかったから問い合わせてきたみたい。
ジャンルはまだいいとして、労働条件を確認すると同時にちゃんと仕事の内容も確認して、自分ができる(わかる)ことに応募なり問い合わせをするようにして欲しい。
今は指導の分野も多岐に渡っているし、特に特別支援における学習支援に関して言えば、「自分はこれまで教えてきた経験があるから、教えることができるはず」的な安易な発想や経験なき経験は通用しない。
最低限でも、まずは自分自身が勉強するところから始めて、可能な限りいろいろな経験を積む必要がある。
そういった部分をすっ飛ばし、自分の思い込みだけで問い合わせをしてきて古い常識の範疇で求人内容を非難されてもこちらは困る。
受験指導のみを中心にして来られた方や学〇関係者によくありがちな話。
変な(!?)ところにだけきちんと自信を持たれているので、それはそれで性質が悪い…。
最終的にはこちらも“ちょっぴり”(笑)頭にきていたので、「LDとかADHDという言葉すらご存知でない方にはうちでお仕事していただくことは難しいですね。」と“丁重に”お断りをさせていただいておきました。
いやはや……。