今、とある中学校の入試問題に取り組んでいます。
本来は、中学受験は反対派の人間なので依頼があっても対応はしないのですが、ずっと関わっているご家庭からのご希望のため、引き受けないわけにはいかず…。
「まずは過去問で傾向に慣れよう!!」ってことでやってるんだけど、とにかく難しくて…。
普通の小学校の算数の文章題ですら苦手にしてる子の手に負えるようなレベルの問題じゃなくて……。
教えるために、自分自身でも解いてみてるんだけど、正直、答えに戸惑う問題もあったり、「これを小学生に答えさせるの?」と聞きたくなるような問題まであり、教科別のテストじゃないけど『国語・算数・理科・社会』の力(知識)が満遍なく必要となるテスト。
あんな問題をきちんと解ける小学生が、一体どれぐらいいるのだろう…???
ちなみに、中学3年生に少しさせてみたけど、誰一人としてスムーズに自力では解けなかった…。(T_T)
あんな問題(←あくまでレベルの話で、いい問題ですよ☆)で子供たちの能力の何を計るんだろう?
そうやってつけた“優劣”に、一体どれだけの意味があるんだろう?
徹底的に傾向と対策を教え込まれ、テクニックを身に付けさせられただけの子供たちにしか解けそうにない問題。
お金と時間をかけた者勝ち(!?)みたいな…。
入試そのものの本質がどこにあるのやら?って感じで、ついつい考えてしまう…。(苦笑)
ああぁぁ……。(¥△¥;)
入試問題