今季のドラマの中で、楽しみに観ているものの一つが『DOCTORS3』。その第3話を観てて感じたこと。
手術中の場面で、相良先生が患者さんに話をしているシーン、すごく感動しました。一人の患者さんを治すために、何十人、何百人という人がそれぞれの立場で関わり、患者さんのことを強く想い、そして全力でがんばっているということ。
あたり前のことなんだけど、改めて言葉にされるととっても心に響きました。
それって、医療の世界に限らず、どんな場面でも同じだし、もちろん、教育においてもまったく同じことが言えますよね?
一人の子どもの成長に、一人や二人の人間が関わるだけで理想的な成長を促すことができるなら、親がいればそれだけで十分。でも、現実はそれですべてを満たすことなんて絶対に不可能だし、だからこそたくさんの人が子どもたちの成長に関わっている。
だからと言って、ただ関わる人が多ければいいのではなく、そこには「この子を成長させてあげたい」という強い想いがなければいけない。
学校なんてその最たるもの。一人の子どもに直接関わる先生をはじめとして、すべての先生や職員さんがその子の成長を強く想い、何をすべきか考え、みんなで連携をして、全力で支える。その学校内にいても、一見、全然関係ないように見える人も、それは直接的な関与がないだけで間接的にその子の成長を支える力になっている。それができていて、初めて組織としての意味を成し、子供の成長を支える力になれると思う。一人の力でできることなんてたかが知れてるし、すぐに限界が来てしまうからこそ、みんなの力が必要なのだ。
そしてそれは、ただそこにいればいいということではなく、みんなが同じ方向を向き、その子の成長を強く願うという意味で共通理解の下に同じ方向を向いていることができていてこそ成り立つこと。いくらたくさんの人がまわりにいても、それぞれが別々のことを考え、違ったアプローチをしているようでは、個が対応しているのと同レベルになり、組織として関わっている意味を成さない。
そうですよね、Y先生?(笑)
そんなことを感じながら観ました。ドラマに関して言えば、あの病院がこれからどんな展開になり、そこにいる人たちがどう変わっていくのかがすごく楽しみです。まだ観てない人はネットでの動画配信等もあるみたいなので是非観てみてください。ちょっぴり現実離れしたところもありますが、ドラマとして見る分にはとっても楽しいですよ♪♪
P.S. このドラマの主題歌、コブクロの唄う『奇跡』も大好きです♡