姉妹都市

社会の勉強をしているときに、“姉妹都市”についての話になりました。
ちなみにここ倉敷市は、「サンクトペルテン市(オーストリア)」「カンザスシティ市(アメリカ)」「クライストチャーチ市(ニュージーランド)」「鎮江市(中国)」の4つの都市と姉妹都市縁組をしています。
余談ですが…。
そんな中での素朴な疑問。
どうして“姉妹都市”なの?“兄弟都市”じゃダメなの?
ということで調べてみました。
姉妹都市という制度が始まったのは第二次世界大戦後。
当時のアメリカ大統領アイゼンハワーは、壊滅的な打撃を受けたヨーロッパの各都市を復興させるために、アメリカの各都市と“姉妹都市”の条約を結ばせ、民間レベルでの協力を強化しようと図ったことがきっかけ。
ところで、ヨーロッパの言語を勉強したことのある人ならご存知の通り、ほとんどの国の言葉には名詞に性別があります。
フランス語、ドイツ語、スペイン語、その他のほとんどの言語で「都市」は女性名詞とされているため、“姉妹都市”となったそうです。
ちなみにロシア語では「都市」は男性名詞なので、日本では変わらず“姉妹都市”と呼んでいるが、ロシア側では“兄弟都市”といっているとか。
また、名詞の性別のない英国では、こうした関係の都市を“双子都市”と呼んでいるそうです。
スッキリしましたか?

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