高校合格への道【理科・社会編】

県立高校受験となると受験科目は5教科。理科・社会を勉強から外すことはできないし、この2教科の出来・不出来によって合否の結果が変わるなんてこともしばしば。逆に言えば、主要3教科の国語・数学・英語に少々不安が残るとしても、この2教科でしっかり点数を稼いでおけば十分逆転の可能性ありってことです。

そんな理科・社会はこれまた好き・嫌いが教科でも教科内の分野でもハッキリわかれるところなので、これからの短期決戦としてはまずはその中でも好きなところをピックアップして、そこをしっかり覚えることが大切です。

加えてこの2教科は、ずいぶん昔なら一問一答形式で重要語をきちんとマスターしておけばある程度は点数が取れていたのですが、最近はそんなに甘くなく、知識と知識のつながりや相互の内容を関連付けて理解し、覚えておかないと点が取れないような問題が中心になっています。

「じゃあ、総合問題を中心に勉強しておかないといけないの?」って思うかもしれませんし、もちろん、その勉強は十分必要なことですが、それでもやっぱり大切なのは重要語が入っているかどうかということ。それがなければ関係性も何もあったもんじゃないので、総合問題を勉強して覚える以前の問題になってしまいます。

まずは、重要語をしっかり確実に覚えること。

次にやる勉強の仕方としてお奨めなのが“メモリーツリー”という方法。原作を阿部寛さんが主演でドラマ化された『ドラゴン桜』の中でも紹介された勉強方法。1枚の紙の上に重要語を書きながら、関連性のある単語をつなぎながら並べていき、まるで1本の木のように描きながら記憶に定着させていくというもの。イメージ画像は以下の通り。

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これ、実際にやってみるとすごく効果的。自分でイメージを組み立てながら広がりを作っていくので、情報が精査されるのとつながりがイメージしやすい。そしてもちろん、イメージをきちんとビジュアル化していることで記憶にも定着しやすい。自分自身、6年前に大学で特別支援の勉強をしているときの試験ではこの方法で試験対策をしてバッチリでしたからね☆

県立高校の一般入試まで残り3ヶ月というこの時期。「理科・社会をどうやって勉強したらいいかわからない…。」という人は、まずは前半の1ヶ月から1ヶ月半はこれをやって知識の定着を図り、その後に過去問や総合問題にチャレンジしてみてください!!

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