職場で立派な戦力として活躍

発達障がいの子どもたちの保護者の方々からお受けするご相談の内容は大きく分けて2つ。1つは、今の生活や学習における困り感。そしてもう1つは、将来のこと。いずれも不安が大きく、どうしたらいいのかわからないと言われることがほとんどです。

もちろん、この2つは決して別々に分けて考えられる話ではなく、今の生活や学習は将来に向けてできることを少しずつ増やしていくための大事な時間。その時間を通して感じられる一つひとつの成長が自信につながり、将来への不安を少しずつ小さくしてくれる。それは、本人だけでなく、保護者も同じ。

日々、そうやってがんばっているみんなの背中をほんのちょっとだけ押してくれそうな記事を見つけたのでご紹介させていただきます。

ハンディなんの職場の力に 発達障害児3人の母ちゃん長男
(※神戸新聞NEXT配信の記事より。)

存じ上げていなかったのですが、インスタグラムで子どもたちの成長の様子を発信し、『姫路の母ちゃん』として知られている方の息子さんが、社会に出て就職して1年。そのがんばりから職場で『立派な戦力』として認められて表彰を受けたことが紹介されています。実際に投稿されているインスタグラムには、同じく発達障がい児の保護者の方々から祝福のメッセージが届いているとのことです。

「自分には無理だから…」と諦めたしまうことは簡単です。でも、その先には、決して自分が望むような未来は待っていません。

ただ、勘違いして欲しくないのは「無理してがんばりましょう。」という話でもなければ、「無理をしないと可能性はないですよ。」なんて話でもありません。

自分に合った仕事や環境、自分のことを理解してくれ、受け入れてくれる仲間や同僚など、誰にでもきっとそんな“自分の居場所”があるはずだから、諦めずにそれを探して欲しいし、それをがんばって欲しいと思っています。その先にきっとステキな未来が待っているはずだから…。

-代表者ブログ, 発達障がい
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