夢を叶え、夢を支えるのは強い思い。

「今、夢のない子どもたちが多い。」ということがよく言われます。実際、子どもたちに「夢は?」って聞いてみても「ない…。」とか「さぁ…。」という答えがとても多い。その場合、本当に夢がない(夢がもてない)のか、胸を張って夢が語れないのかというところまではわかりませんが、子どもたちがどんどん夢が見られなくなっていたり、見ている夢が少し非現実的なことが多いことがすごく残念であると同時に、そんな世の中にしてしまっている、自分も含めた大人の責任だと感じています。

そんな中、夢を追いかけ、夢を叶えた一人のプロサッカー選手のインタビュー記事を読みました。その選手は、昨年、41歳1ヵ月と9日という、Jリーグ最年長でプロデビューを果たしています。サッカーという競技に限らず、競技の枠を超えて、41歳という年齢でプロになるということがどれだけ大変かということは、言うまでもなく、みんなわかることであり、驚く話だと思います。この選手の話でいえば、ただ単にその年齢でプロデビューしたことに加えて、プロとしての契約が年俸120円という破格の低さ。それでも、プロを目指し、プロを続けているのかについて語っている記事は、教育に携わる者として、また一人の大人としてもすごく考えさせられます。

以下に、記事へのリンクを貼っておきますので、是非読んでみていただきたいと思います。

年俸120円 最年長42歳「オッサンがJリーガーになれた理由」
(※FRIDAY DEGITAL配信記事。)

こういった人の話を聞くと、言い古されたような言い方になりますが、夢を叶え、夢を支えるのは、その夢をもっている人の強い思いだということを改めて感じます。その強い思いは、そこに向かって進む本人だけでなく、そのまわりにいる人たちにも伝わり、そうやってがんばっている人を支えてくれる大きな力にもなってくれます。

それを子どもたちにも知ってもらいたいし、しっかり夢を見て、夢を叶えるために進んで欲しい。

もちろん、夢は叶えて欲しいと思っているけど、それと同じぐらい、そこに向かってガムシャラに前に進んでいるその時間が、自分が本当に苦しい時に自分を助けてくれる力になるんだということを知ってもらいたい。

そして、自分自身も、微力ながらそれを子どもたちに伝え続けられる大人でありたいと強く願います。

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