“叱ること”は本当にいけないことなのか?

特別支援教育においても、『叱ってはいけない』という支援方法や考え方が取り入れられることは非常に多いですし、一般的な教育現場においても『叱らない指導』を推奨する考え方もよく聞きます。

“叱ること”と“叱らないこと”。

二択で考えたら“叱らないこと”の方がいいということは単純にわかりますし、“叱ること”自体を否定される考え方も多くあります。

では、本当に“叱ること”がいけないことであったり、してはいけないことであったりといった視点で捉えるとどうなのか?

私自身は、“叱ること”自体が完全に否定されるべきことではないし、教育の中でも必要なことであると考えています。

こんな書籍があります。

教育に限った話だけではなく、仕事をする上でも大切な考え方であり、自分自身にとって必要な知識や情報であるので、こんなタイトルを見ると、つい目を向けます。

この中で、キーワードとなるのが、問題なのは“叱ること”ではなく、“叱り方”であるという考え方。すなわち、叱るという行為そのものが問題なのではなく、その方法論が大切なのだということ。

具体的に、いけない叱り方として紹介されているのは、

1. 部下の人格に触れて叱る…ミスと直接関係のない叱り方

2. 誰かと比較して叱る…他人と比較する叱り方

3. 叱る内容に一貫性がない…一貫性と平等性がない叱り方

そして、そのためのわかりやすいイメージとして

挑戦して失敗した部下は叱らないが、挑戦しない部下は叱る
ミスしたこと自体を叱ることはないが、ミスの報告を怠った部下は叱る

と書かれています。

この書籍は、あくまで職場における上司と部下の関係性においてのことで書かれたものですが、そのまま親子関係であったり、先生と生徒の関係であったりという子育てや教育にも置き換えることが考え方だと思います。

大切なことは、“叱ること”自体が決していけないというわけではなく、叱る上で、その“叱り方”をきちんと考えるということ。この考え方には、非常に賛同ですし、自分自身も大切にしていることなので安心にもつながります。

相手のことを本気で考えた“叱り方”。

そこを大切にしましょうね☆

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