『時』(=時間)の使い方は人それぞれだが、すべての人にとって公平に与えられているものであるからこそ、すべての人にとって大切なものだと思う。
その『時』をどのように使うか?
それももちろん、人ぞれぞれだし、その人がどのように使おうと自由であるが、一つ、絶対に忘れてはいけないことがある。それは、『時』を使う場合、すべてが自分だけのことで完結するわけではなく、相手(=他者)の『時』にも影響があるということ。
自分の行動により、他人の『時』に損失を与えたり、負担をかけてしまったりする行動は避けるべきであり、知らない間で結果的にそうなってしまっていることがあったことに気付いた(気付かされた)なら、それは改める必要がある。自分の『時』はいいが、他人の『時』を自由に使っていい権利は誰にもないのだから…。
『時』の大切さについて、相田みつをさんはこんな作品を残されています。
『時』は“命”であり、一生の中の大切な一瞬。
自分自身の『時』を大切に…。
相手(=他者)の『時』も大切に…。
人と人との関わりの中で、いい関係性を構築するために欠いてはいけない礼儀の一つではないでしょうか?