意外と勘違いしている人が多い義務教育の意味。あなたはきちんとその意味を知っていますか?
勉強が嫌いで学校に行きたがらない子供や、不登校になって学校に行っていない子供の保護者の口から子供たちに時折発せられる言葉。「あなたはまだ中学生(小学生)よ。義務教育の間は学校へ行かなきゃダメなの。」と…。
あれっ?何かおかしくない??
義務教育の「義務」⇒「子供が学校へ行く義務」と解釈している人が意外と多いけどこれは間違い。さあ、辞書を開いて調べてみよう!!
広辞苑を引くと、「国民がその保護する子女に受けさせる義務を負う教育。憲法・教育基本法などで規定。第二次世界大戦後の日本では、小学校・中学校の教育」と書かれている。
そうです!!義務を負っているのはお父さん、お母さんの方であって子供たちではないのです。
だからといって、その義務を果たすために無理やり学校へ行かせなさい!!ということではありません。子供にあるのは、教育を受けなければいけない「義務」ではなく、教育を受ける「権利」だけ…。
その権利すら与えてもらえない子供たちが世界中にはたくさんいます。たまには親子でそんな話をしてみるのもいいのでは?