夏休み真っ盛りの7月最後の日ではありますが、子どもたちを取り巻く環境の中ではすでに“受験”という言葉が飛び交い始めています。高校受験組は、自分が志望している学校のオープンスクールに積極的に参加したり、専門学校受験組は、この夏休み中にすでに最初の入学選抜に向かいます。大学受験組は、夏休みが明けたら順次、AO入試や推薦入試が始まります。
『受験=冬が本番』というイメージが強いですが、この暑い夏からすでに受験は始まっています。
今日は、そんな受験に向けての心構えというか取り組み方として大切にして欲しい考え方を少しだけ…。
どんな受験でも結果を重要視します。受験という制度の性質を考えれば、これはあたり前の話です。ただ、せっかく受験に臨むなら、子どもたちには受験のための受験ではなく、自分の成長のために受験にして欲しいと思います。
成長のための受験とは…
受験勉強という言葉の間に入れる助詞によって意味が変わってきます。
受験“の”勉強として教科学習であったり、知識であったりを捉えるのではなく、受験“で”勉強して、知識や様々なスキルを身に付けることを目指すという感じ。
言葉にするとちょっとだけしか違わないけど、その意味するところはかなり大きく違います。すなわち、受験を“手段”として捉えるのではなく、“機会”として考え、その過程を重要視することで自分の力そのものをしっかり伸ばすことに重きを置くことで、自分自身の成長へとつなげることが大切であり、結果は、結果としてその先についてくるのです。
さぁ、受験生のみんな。受験を自分の成長のためのいい機会だと捉え、しっかり準備をして臨みましょう!!