大学生のYくんが教室に授業に来てて、最近の様子について少し話をしました。
今、大学の授業の中で模擬保育実習をやっているらしく、学生が保育士役と園児役に分かれて場面設定の中で試行錯誤しながらがんばっているそうです。
その実習の中でYくんは5歳の園児役。簡単そうに見えて、どういう言動をすればいいかがすごく難しかったそうです。もちろん、先生役をしていた友だちもものすごく苦労してたみたいで…。
場面設定のことや、演じる役の言動等についていろいろ話をする中で、Yくんにしたアドバイスはたった一つ。
模擬保育実習はたしかに実習ではあるけど、あくまで練習なんだから、どんどん失敗していい場面。だから、うまくまとめようとせず、そして恥ずかしがらずに自分が一番難しいと感じる方向でがんばり、たくさんの失敗をして、そこからたくさんのことを学めばいいよということ。学生にとってはそれが一番難しいのかもしれないけど…。苦笑
成長したければ…
ある本の中で、戦いの場面で主人公が相手に向かって言ったセリフにこんなのがありました。
「弱ぇ奴に勝ってもちっとも大きくならねぇぞ。強ぇ奴に負けろ!!」
まさにこれと同じだと思います。
弱い相手に勝っても、それは優越感に浸れるかもしれないけど、本人の成長につながるものはほとんどなし。自分より強い相手と戦うことに意味があるのだ。
負けることも失敗することも、できれば避けたいのが人間の心情。だけど学ぶこと、成長するためのヒントがそこにたくさんあり、それを得て、それを活かしてこその成長。
これまでの人生で、たくさんの失敗をしながら生きてきた人間が言うんだから間違いなし!!笑
さぁ、恐れず、どんどん失敗しよう!! \(^^)/