『恩送り』という言葉をご存知ですか?
『恩返し』はよく聞く言葉だと思いますが、そうではなくて『恩送り』。
【恩送り(おんおくり)】とは、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること。(Wikipediaより)
先日、Selfishのサイトにて代表者経歴を読んでくださった方から「先生はこれまでに3人も自分の人生に大きな影響を与えてくれる先生に出会えて、本当に幸せですね。」と言われました。
本当にその通りだと思っています。
もちろん、その3人の先生方以外にもたくさんの先生に教えをいただきながら育てていただいたと感謝しているのですが、特に中学・高校時代にお世話になった3人の先生方が、自分の人生においての今の道へと導いてくださった大きな道標でした。
その“恩”に対して『恩返し』はできていませんが、今こうしてさせていただいているこの仕事を通して『恩送り』をさせていただいていると思っています。
お世話になった先生方への「ありがとう!!」という感謝の気持ちを直接ではなく、次の世代を担う子どもたちへ一生懸命届けているところです。
「ありがとう!!」のバトンをみんなでつなぐ
中学、高校、大学と10年間続けた陸上競技の中で一番大好きだった種目がリレーでした。集団競技ではなく、個人競技を選んで始めたスポーツの中で、みんなで力を合わせてがんばる種目が好きというのもなんか矛盾した話ですが…。苦笑
前のランナーが全力で届けてくれたバトンは、必ず次のランナーへ全力で繋ぎます。そして、そのバトンがゴールに到達した時に、そこまでがんばったメンバー全員のがんばりが一つの結果を生み出します。
その瞬間が最高にうれしくもあり、楽しくもあり、幸せな瞬間で大好きでした。
『恩返し』ではなく『恩送り』をそんな大好きなリレーになぞらえて…。
これまでたくさんの方々からいただいた、たくさんの“恩”を「ありがとう!!」という気持ちのバトンに変えて、次の世代に送っていきます。
いつかその子たちが、そのバトンをまた次の世代に送ってくれたらうれしいな♪♪