まるでドラマかアニメでも見ているような奇跡が、今、ネットで話題になっているのをご存知ですか?
ドラマで言うなら山Pが主演の『ブザービート』、アニメで言うなら『スラムダンク』という感じ。そんな現実離れした結果が現実に起こった、まさに奇跡とも言うべき試合の幕切れ。
それは、6月5日の行なわれた高校女子バスケットボールの山口県のインターハイ予選決勝。誠英高校vs徳山商工高校の試合の残り0.9秒でその奇跡は起こった。You Tubeで動画もアップされているので、是非その感動の奇跡の瞬間をご覧ください!!
あきらめない気持ちの強さ
勝ったチームがインターハイへの出場の切符を手に入れる。もちろん、出場したい気持ち、勝つことをあきらめない気持ちがどちらのチームもすごく強かったことは間違いない。
(※スラムダンクより)
そんな試合で、最後の勝敗を分けたのは相手チームをほんの少し上回ったあきらめない気持ちの強さだったのだと思う。
残り0.9秒のあの瞬間、徳山商工高校のベンチにいた人たちや観客席で応援していた人たちは敗北を覚悟していたかもしれない。もしかしたら、コート上の選手の中にも…。
でも、そんな中で仲間を信じてパスを出し、そのパスを受けてそのままシュートを放った二人は間違いなく、まだ勝利をあきらめていなかった。まるでその気持ちが乗り移ったかのように、ボールはきれいな放物線を描いてゴールに吸い込まれていく。
スポーツだけではない。いろいろな結果を求められる場面であきらめない気持ちはみんな持っているはず。勝敗を分けるのは、その気持ちの有無ではなく、ほんのちょっぴりの気持ちの強さの違い。言い換えれば、あきらめの悪さという表現の方がピッタリくるのかもしれない。
そんな気持ちの強さを持っていれば誰もが絶対勝利できるという話ではない。しかし、そんな気持ちの強さを持っていなければ奇跡は絶対起こらないということ。
大きな感動とともに、改めて学ばせてもらいました☆