日本政策金融公庫が行なったアンケートの結果、子ども2人世帯の年収に占める教育費の割合は平均4割にのぼっているという。さらに、年収200万円以上400万円未満の低所得層では約6割にものぼるという。
家計に重くのしかかる教育費。
そんな中でがんばっておられるお父さんやお母さんのがんばりには頭が下がる思いです。きっと、各ご家庭はいろんな工夫や努力をしてやりくりされていることでしょう。ただ、その負担が本当に適正かどうかはよく考える必要性があると思います。その大変な負担が本当に生きたお金になっているのかどうか???
ポイントは大きく分けて2つ。
1つは、本人の意向も含めて、意味のある形で教育がなされているかどうかということ。「お金を出して塾に行っている=勉強できている」ではありません。必要以上にたくさんのお金をかけるのではなく、無駄な出費にならないように本当に必要なところをきちんと見極めて、必要なところにだけしっかりかけること。
2つめは、本当に子どもに対しての教育費になっているかどうかということ。テレビCMをバンバン流しているとかよく折り込み広告が入っている…なんてところは、目に触れる機会が多い分、保護者にとっても安心感につながるのも事実だし、どこかに問い合わせしようと思った時に最初に思い浮かぶもの。でもよく考えてみてください。テレビCMや折り込み広告にかかる宣伝広告費用ってそんなに安いもんじゃないですよね?じゃあ、それがどこから出ているのか?もちろん、子どもたちの月謝からです。ということは…。これ以上は特に何も言いませんが、そういうことです。
少しでも家計の負担を軽減し、なおかつ効率よく子どもたちへの成果に結びつけられるように…。子どもたちの成長と未来への投資は適正に活かしていきましょう。