国語の力

子供たちの国語力の低下が著しい…。

原因としてはいろいろなことが考えられるが、中でも大きな原因は活字離れとメディアの影響が大きいと思われる。子供たちが日常使っている言葉を聞いていると、耳を疑いたくなるような言葉が飛び交い、メールで送られてくる文章も読解に努力を要するものも少なくない。

きちんとした日本語が使える上での言葉遊びの感覚ならまだいいが、その間違った日本語が当たり前だと思っているのだから頭の痛い話だ…。

塾や家庭教師の仕事をしていても、主要5教科の中で需要があるのはやはり数学・英語が多く、続いて理科・社会。国語という教科はどうして後回しになってしまっているのが現状です。

でも、本当の意味で勉強がきちんとできるようにしようと思ったら、まずは国語の力でしょう。だって、数学の問題を読んでもその問題の意味が理解できない子に問題が解けるわけないし、日本語がきちんと話せなかったり、日本語の文法が分かっていない子に英語が話せるようになったり、英語の文法が出来るようになるとは思えません。

本家サイトの中のおすすめ本のページでもこの内容に関する本を紹介しています。ご家庭で、お父さんやお母さんが子供たちと一緒に国語の内容に関して話をするのに役に立ちそうな社会人向けの国語の内容をまとめた本も紹介しています。

いきなり子供たちに「本を読みなさい!」と言ってもなかなか難しいことだし、子供たち自身も何を勉強すればいいのか分からないのが現実です。じゃあ、どうすれば…?

大変なことは承知で敢えて言います。お父さん、お母さんが一緒に国語の勉強をしましょう。そして子供たちの質問にきちんと答えてあげられるだけの知識を身につけましょう。

日常生活のいろんな場面で、親子で勉強(知識)に関する話が出来るって素敵じゃないですか?そこから子供たちが興味を持てるものを発見し、本を読んだり、さらに知識を深めるようになればそれが最高の勉強法だと思います。これは決して、国語に限った話ではなくすべての教科に通じる話です。

子供は親の背中を見て育つもの…。

お父さん、お母さんががんばっている姿を見せれば、子供たちにはきちんと伝わりますよ。

子供たちの学力向上のために、一肌脱いでみませんか?

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