現代の受験において外すことのできない教科が英語。公立・私立を問わず、ましてや受験科目が選択できる場合でも、この教科が外れることはまずない。そして、苦手にしている子どもの多さでは1、2位を争う教科であることはみなさんご存知の通り。
今こうしてそんなことを書いている自分自身の学生時代を振り返ってみても、この教科ほど泣かされ、苦しめられた教科は無かった。高校受験はまだそこまで大きなハンデにはならなかったが、大学受験の際には大きなハードルを越えて壁となって立ち塞がれたことを覚えている。
ご存知の通り、英語という教科はとにかく覚えるべきことがたくさんあって、そこが子どもたちにとってネックになっているケースは多い。覚えることが多い上に、一体にどこからどうやって勉強して覚えればいいのかがわからないといった場合がほとんどだ。
もちろん、文法理解はある程度しておく必要性があるが、それに並行して単語を覚えることは最重要課題。受験までの時間が残り少なくなってきているこの時期に英語の勉強をするにあたってのキーワードはズバリこれ!!
「“動詞”を覚えろ!!」
文法理解も必要だと書いたが、その文法理解をする上で避けて通れないのがこの“動詞”。文章を構成する上で核になる単語で、この単語で時制や人称を表すことは元より、語順を整理する指針となるのだ。
逆に言えば、“動詞”をしっかり覚え、押さえておけば書き換え問題や並べ替えの問題はずい分スムーズに解けるようになるし、英作文の問題も完答まではいかなくても部分点がもらえる程度の答えは書けるようになる。
闇雲に一貫性もなく単語や熟語を覚えたり、語彙量が少ない中で文法だけ勉強してさらなる英語の迷路に迷い込むぐらいなら、思い切ってまずは“動詞”に絞って覚えた方が絶対いい!!
もちろん、不規則動詞の活用も“動詞”を覚える中に含まれますよ☆(笑)