各地で追悼式典が行われ、犠牲者の方々への祈りが奉げられていた。
震災の爪痕は大きく、そして深く、2年経った今もなおその震災前の生活を取り戻せない人たちがたくさんいること。
そして、元の生活をどんなに願っても取り戻すことのできない犠牲者がたくさんいること。
決して忘れてはいけないことであり、いろんな意味で次の世代へきちんとした形で継承していかなけらばならないこと…。
どんな言葉で語っても、どれだけ言葉を重ねてもそれがそのまま復興支援につながるわけではないし、何よりその言葉そのものが見つからない…。
あの日からこれまでの2年間。
被災者の方々とともに日本全国が復興に向けて進んできた軌跡と想い。
そしてこれからも続く終わりの見えない戦い…。
同じ日本人として、あの大震災を、そしてそれを乗り越えて再び前を向いて生きている“今”を決して風化させてはいけない。
ただ、このことだけは自分自身の心に刻んでおきたいと思う。