どれも決して簡単に答えが出せる問題ではないだけに、保護者の方も悩まれているし、相談を受けたこちらとしてもいろいろ思案しなければいけないことがたくさんあります。
今現在受けている相談内容に限った話ではないですが、答えが出せないで困っている原因には複数の問題が絡んでいるケースが多い。
時間の問題。(リミット、定期的な時間の確保)
金銭面の問題。
物理的な問題。(空間、移動手段)
目的意識の問題。(本人、保護者)
などなど…。
そして、これらの問題が個々に障壁となって立ちふさがるわけではなく、その問題同士がお互いに複雑に関係してくるからなおのことタチが悪い。
受け入れるこちら側としては、どの問題であってもこちらとしてできる最大限の努力を一つの形として現在の運営状態を作っているつもりでいるのですが、それでもやはり簡単に答えは出せません。
じゃあ、そんな場合に一体どうやって最終的な答えを出せばいいのでしょう?
いろんな問題が複雑に絡み合っている中でも、一つだけはっきりしていることがあります。
それは、相談の中心には必ず何らかの困り感を抱えた子どもがいるということ。
その子の困り感を軽減させるためにやらなきゃいけないことは何なのかを考える。
すなわち、答えに向かって考えていく中で一番大切なものは、他の何でもない子どもたち自身のこと。
それを考えると、自ずと答えは見えてくる。
はずなのに、そう簡単にいかないのが現実問題で…。
簡単なはずなのに、とても難しい子ども達の教育問題。
一番大切なものをちゃんと中心に据えて考えて答えを出すことを忘れずに!!