世界最小の国

世界最小の国といえば…。
自分の知識で知っている答えは、もちろん『バチカン市国』。
その面積は0.44k㎡で、人口は1000人程の小さな国。
それが、中学校の社会の資料を見ていたら、それよりも小さくてバスケットコート位の大きさしかない国があるという記事が載ってました。
それが『シーランド公国』という国。
まったく知らないし、聞たこともない…。
資料によると、第二次世界大戦中にイギリスが北海沖約10kmのところに海上要塞を建設。
戦後放置されていたものを、1967年にロイ・ベイツという人が占領し、独立を宣言した国だそうです。
実際に、『シーランド公国』は、国民、領土、政府を持っているので、そういう意味ではれっきとした国だと言える。
しかし、1982年に締結された国連の海洋法では「島とは、自然に形成された陸地」と定義されているので、人工島は領土として認められないため、国家としても認められていないとのこと。
それに、国連加盟国192ヶ国、『バチカン市国』も含めた193ヶ国の中に『シーランド公国』を国家承認している国がないことからも、国としては認められていない。
結局、『シーランド公国』が世界最小だというのは、あくまで“自称”なのだとか…。
だったら、やっぱり世界最小の国は『シーランド公国』ではなく、『バチカン市国』ってこと?
『バチカン市国』も実際どうなのかな?って気がするけど…。(苦笑)

-雑学

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