どこかの住宅メーカーのキャッチコピーのようなタイトルですが…。
“木”に関するちょっと「いいなぁ☆」って思うニュースを見たのでご紹介。
お父さんやお母さんの世代はもちろん、おじいちゃんやおばあちゃんの世代の人たちでも必ずと言っていいぐらい一度は持って遊んだことがあるであろう『グリコのおまけ』が今年から変わって、今密かなブームになっているそうです。
もちろん、私自身もそのおもちゃで遊んだし、おもちゃ欲しさにお菓子をねだったことも一度や二度ではないと記憶しています。
でも、覚えているのはプラスチックの小さなおもちゃで、具体的にどんなものだったかも覚えてなければ、手元に今でも持っているものなど一つもありません。
新しくなった『グリコのおまけ』は木製。
実際に遊べるパズルやだるま落とし、楽器など全部で10種類あるそうです。
そうした理由はもちろん、木のぬくもりや手触りを肌で感じてもらいながら子どもたちに遊んでもらいたいと願う担当者の思いから…。
プラスチックのおもちゃから木のおもちゃに変えるためには、コスト面や安全面といった大きな壁があったものを、いろんな企業努力で実現している。
今の子どもたちがもって遊ぶおもちゃは、多岐に渡っている上に高価なものが多い。
もはやおもちゃと呼ぶには「…???」と思う次元の値段の物もあるし、全体的に無機質なものが多いとも思う。
そして何より、一番気になるのは使い捨てのものが非常に多いということ。
そんな時代だからこそ、改めて木のおもちゃが見直されているのだろう。
以前、こちらでもご紹介させていただいた岡山にあるくんぺるさんではヨーロッパから輸入したものを中心にたくさんの木のおもちゃを扱っている。
お店にお邪魔させていただいたときにも、お店の中全体がとてもあったかい雰囲気だった覚えがある。
それに、木以外の素材の知育教材もおもしろいものがたくさんあるけど、ヨーロッパの木製の知育教材は本当にいい物がたくさんあるんですよね。
そして、そんな教材を長く大事に使ったり、親から子へ、子から孫へと大事に受け継いでいくといって素敵な伝統もあるみたいです。
そういった意味でのぬくもりもたくさん詰まっているんでしょうね☆
日本でも昔はきっとそんな素敵な伝統がいっぱいあったはず…。