今日は彼岸の入り。
朝少し早起きして、両親と一緒に祖父母のお墓参りに行ってきました。
お墓参りを済ませての帰りの車の中で、同じ霊園の中にお墓参りに来ている家族を見て母親がこう言いました。
「あそこの家族はちゃんと子供も連れてお墓参りに来ているね。ああやって、親がきちんと教えてあげないと子供はお墓参りをすること知らずに育って、やがてその家のお墓は誰も参ってあげなくなっちゃうんだよね…。」
確かにその通りですよね。
母親の言ったことはすごく当たり前のこと。
でも、今はその当たり前のことが当たり前のこととして出来ていないことが多過ぎて、そういったことを知らない子供たちがたくさんいます。
改めてそう意識してお墓参りをしている人たちを見てみると、たしかに子供連れでお参りしている人って少ないんですよね…。
お墓参りに限った話ではなく、親が子供に継承していかなければならないことってたくさんあると思います。
もちろん、親に限らず、これからの未来を担っていく子供たちに大切なことをきちんと伝えて継承していくことは大人にとっての義務であり、果たさなければいけない責任。
昔なら一緒に暮らしているおじいちゃんやおばあちゃんが子供たちにいろんなことを教えたんだろうし、実際に自分もあばあちゃんから教えてもらったことはたくさんあります。
でも今は、核家族化が進み、子供たちが普段接する大人が非常に限られている中で、親の果たすべき役割は昔以上に多くなっているはず。
でも実際には…。
親として、大人として子供たちに何をしなければいけないのか?そして何を伝えなければいけないのか?
自分自身、きちんと責任の果たせる大人になりたいです。
お墓参り