バラまき…

「子ども手当」法案が衆議院を通過した。
これは本当に国民が望んでいる法案なのだろうか…?
「子ども手当」「高校の無償化」と一見子どもたちに対する手厚い政策を行っているように見える。
子どもたちに関われる仕事をしている立場としては、とてもいいことだと思う。
きちんと明確で、ハッキリとした財源があるのなら…。
今の日本にはそんな余裕はないはずだ。
この法案が通って子ども手当が実施されるということは、その財源確保のために国債が発行されるということ。
そして、その国債は子ども手当を受け取る子どもたちが将来背負おう大きな大きな負債。
本当にそんな法案が必要なのだろうか?
無理をしてまで払うお金が本当に必要なのだろうか?
それに、この法案によりお金を受け取ることができるのは全国民ではなく、子どもを持つ一部の人たちだけ。
高速道路の無料化についてもそう。
車好きにとってはうれしい話だが、車に乗らない人や高速道路を利用しない人にとっては関係ない話だから、この法案でもそのメリットは全国民ではなく一部の国民だけ。
国民みんなが、今もそして未来も幸せになれるような国であって欲しい。
国民みんなが、ずっとこの国で暮らしたいと思うような国であって欲しい。
そうでない法律は要らない!!
今こうして民主党がやろうとしていることは、自分たちの選挙へ向けての人気取りのためだけのバラまきとしか思えない。
そんなバラまきで、子どもたちの未来を不安でいっぱいにして欲しくない。
どうせなら、みんなに本当の意味での幸せをバラまいて欲しい…。

-ひとり言

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