「越境してでもこの学校に通いたい!!」
そんな選ばれる学校には選ばれるだけの理由がある。
でも、その学校がすべての子どもたちにとって最善の環境を提供できるというわけでもない。
子どもたちは十人十色。だからこそ、その子一人ひとりに合った環境を求めて行くことも大事だし、それを提供する側もよりたくさんの選択肢を与えてあげられるようになると、子どもたちを取り巻く教育環境もこれまで以上に、より良いものになることは間違いない。
こんな興味深いタイトルの記事を読んだ。
校則廃止の世田谷区立中学 全入学者の半数近くが「越境」(NEWSポストセブンより)
この記事の中で一つのキーワードになっているのが“インクルーシブ教育”。昨今、よく耳にする言葉ではあるが、その意味がきちんと理解できている人は少ないと思うので、そういう意味でも、この記事をしっかり読んでみてもらえたら、“インクルーシブ教育”についても学ぶことができると思います。
それとは別に、この記事を読んで考えることは、教育の根底に、自分に合った環境を選択することがとても重要であるが、現実的にそれだけの環境は、今の日本の教育界には無く、無いからこそ、その必要性に気付いた人は公立、私立を問わず、越境してでもその環境を求めて行くのだということを再認識しました。
また、記事によると、そのあたりの詳しい内容が書籍となって販売されるそうです。
書籍は4月2日に発売の予定とのことなので、是非読んでみたいと思います。
と余談も入ってしまいましたが、こういった記事を読んでいると、自分の力を伸ばすためには、まずは本当に自分に合った学校や環境を選択し、その中に身を置くことがとても大切だということがわかります。それは、単に自分に合った学校や環境がいい影響だというだけではなく、同じ環境を選ぶ人たちは、同じような目標や目的を持っている人たちが多いため、その人たちから受けるいい刺激もまた、自分を成長させる大きな力になってくれます。
自分に合った学校で自分の力を伸ばす。
そんな選択肢の幅もどんどん広がってくれるといいですね☆