まわりに気を配り、まわりに合わせて生きていく。
そのこと自体は、社会で生きる上ではとても大切なこと。ただ、単にまわりとの関係性ばかりを気にして、自分を押し殺していたり、まわりに流されていたりという形では意味がない。その根底にあるべき自分をしっかり確立し、その上でまわりと調和が果たせていくことが大切であり、それができていることが素晴らしいということ。
アメリカの思想家ラルフ・ワルド・エマーソン(1803年~1882年)の名言の中の一つにこんな言葉がありました。
絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、
自分らしくあり続けること。
それは最高の偉業である。
(ラルフ・ワルド・エマーソン)
今の世の中、いろんなものやことの流れが速く、気を抜いているとすぐに流されてしまう。その結果、自分の望まない方向に変化し、自分を見失い、自分ではない他の何かに変えられてしまうことが多い。そうなってしまっては意味がない。そんな大変な世の中であるからこそ、その流れに抗い、自分を見失わないように生きることに大きな意味があるのだと思う。
勘違いしてはいけないのは、“自分らしく”生きるということは、決して、好き勝手に、自分の思うままに生きるということではない。いつ、いかなる場合も、自分以外の他者の意により自分を変えられることなく、他の誰でもない自分として在り続けること。
簡単なことではないが、いつも、いくつになってもそんな『偉業』を目指していきたい☆