昨日から今日にかけての教室での一連のやりとりで「こういうところが伸びて(できるようになって)欲しいところなんだよなぁ~。」って思ったエピソード。
先週、今年の高校受験組の第一弾が行なわれ、昨日がその合格発表の日。結果を受けた二人の生徒が夕方教室に来ていました。
一人の生徒は、担当の先生と一緒に2階から降りて来て『合格⭐️』の報告をしてくれました。
もう一人の生徒は、1階の隣の部屋で授業していて、担当の先生が報告に行くことを促してくれたにも関わらず「明日、授業の時に報告する機会はあるので。」と言って教室から顔も見せず、結局、報告は今日に持ち越し。
その瞬間、頭を過ぎり、口から出てきた言葉は、
「明日やろうはバカやろう」
でした。笑
そんなこんなの今日。とりあえず、全員無事に
『合格⭐️』
のうれしい報告を担当の先生から聞きましたが、「明日…」って言ってた本人は、教室に来たところから、帰る直前にこちらから「何かいうことあるんじゃないの?」と聞いてもすぐにピンッとこず、結局、自らの報告はなし。
もちろん、そこからしばらく教育的指導という名のお小言タイム。。。
昨日、せっかく先生が促してくれた時に、素直に報告に来ていれば、みんな笑顔で「よかったね😊」と言えた、うれしい合格になったのに…。
合格できたことは一安心なのですが、子どもたちのいろんな場面で見られる、こうした大事なこと(←本人たちが大事なことだと思っていないことが問題なのだろうけど…苦笑)を後回しにする傾向。子どもに限らず大人でも、嫌なことや面倒臭いことはついつい後回しにしてしまいがちですが、子どもたちは特に、楽しいことや自分の好きなことを優先し、本当に必要なことや大事なことを後回しにしがち。というより、自分がしなければならないことの優先順位に対する判断がまだまだ甘く、その結果、本人が困るようなことに陥りがち。
お父さんやお母さんだったり、先生だったり、お世話になっている人に対して可能な限り早めの報告をして、安心させてあげることは、感謝の意味も含めて大事なこと。こちらは決して、そういう報告や感謝の言葉が欲しいということではなく、そういう気持ちを自分からきちんと伝えられる人に育って欲しいと願っているだけ。これまでもずっと、そういうことを大切に教えてきたつもりですが、まだまだ教えきれていないようで力不足を感じます😓
そういったことがきちんとわかり、本当の意味できちんと物事の優先順位がつけられるような考え方や判断力も身に付けられるように、そのあたりの指導にももっと力を入れて、日頃から関わっていきたいという思いを新たにしました。
子どもたちが「明日やろうはバカ野郎」にならないように…