発達障がいについて少しだけ学んでみませんか?【AD/HD編(1)】

注意欠陥/多動性障がい(AD/HD)の特徴

AD/HDとは、Attention-deficit/hyperactivity disorderの略で、日本語訳が注意欠陥/多動性障がいとなります。

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一般的には、落ち着きがなく、衝動的で、生活に支障をきたしている状態のことをいい、胎児のときから生後1歳半くらいまでの間に起こる脳の機能障がいが原因だと考えられている発達障がいの一つであり、保護者の愛情不足や環境が原因で起こるといった類いの心の病気ではありません。

障がいの現れ方には、大きく分けて「不注意」「多動性」「衝動性」3つの特徴があり、人によってその特徴は様々です。

「不注意」…細かいことに注意力が働かない。集中力もとぎれがちで、課題を順をおってこなすことができない。好きなことには集中できる。

「多動性」…静かにしていればいいいけないときに、体を動かし、一人でしゃべり出す。静止をふりきって走り回る。

「衝動性」…よく考えずに行動しているようにみえる。順番待ちができない。新しいものを目にするとすぐに手を出す。

診断基準が非常に難しく、合併症の多い障がい

AD/HDは自閉症(広汎性発達障がい)や学習障がい(LD)と症状が重なる部分が多く、診断を受ける際にも間違われることが多い障がいです。

また、発達障がいの場合は、単一障がいだけでなく、他の障がいとの合併している場合も多く、重複(ちょうふく)障がいと呼ばれます。

ですから、AD/HDという障がいを単一のものとして捉え、一般的に言われている対処法に固執するのではなく、いろんな角度からその子の特性をしっかり見極め、対応を考える必要性があります。

ただ、単一障がいであれ重複障がいであれ、子どもたち自身はいろいろな物事に対して自信を失っているケースが多いです。ですから、自信をもたせてあげること、安心させてあげることを常に心掛けておくことが大切です。

行動面は「ほめる」…勉強の遅れについては、根気よく復習して力を伸ばしていくことがいちばんであう。できたときには、ほめてあげてください。
○読み書きができたらほめてあげる
○他の子どもに無理してあわせない

心理面は「認める」…ふさぎこんだり、反発心を強めないよう、子どものよいところを認めて、言葉で伝えましょう。自信をとりもどすことをめざします。
○心配することはないと伝える
○子どもの主張に耳をかたむける

接する側が子どもの見方や考え方を変えれば、接し方は大きく変わるはずです。

例えば、注意力がない(不注意)は『一つのことだけに固執してしまわず、いろいろなものに目を向けることができる』、落ち着きがない(多動性)は『元気や体力があり、子どもらしくて快活』、我慢ができない(衝動性)は『いろいろな新しいものになる興味を示し、好奇心が旺盛である』などなど…。

できないことに目を向けず、できることをしっかり見てあげましょう☆

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