昨日のニュース。
この記事を読んだとき、正直すごく驚いたと同時に、教育の現場の大変さを改めて感じた。
その記事の内容の一部を以下に紹介します。
『1年の「試用期間」のうちに、教壇を去った公立学校の新人教員が08年度は過去最多の315人(前年度比14人増)に上ったことが、文部科学省の調査で分かった。
うち約3割の88人は精神疾患を理由に退職していた。文科省は「イメージと現実とのギャップで自信を喪失し、うつ病などになるケースがある」とし、相談相手となるべき先輩教員らの支えや目配りを求めている。
(中略)
315人のうち依願退職者は304人(前年度比11人増)。
病気が理由だったのは93人で前年度より10人減ったが、5年前の10人、10年前の5人と比べると急増ぶりが際立つ。
文科省が今回初めて精神疾患の人数を調べたところ、「病気」の95%を占めた。(以下続く…)』
もちろん、それぞれにいろいろな理由はあるだろう。
中には、そんなに強い思い入れを持っていたわけでもないが、なんとなく教員になった人にとっては大変な世界だっただろう。
ただ、この内容の原因を学校側、もしくは教員側の問題だけと考えるのか、それとも子どもたちや保護者も含めたそこに関わるすべての人に考え直すべき点があると考えるかによって大きく変わってくると思う。
今の教育の現場、学校教育の現場にはたくさんの問題があるし、もちろん民間の教育の現場においても数え切れないほどの問題が山積している。
それをいかに解決し、子どもたちが落ち着いて勉強できる環境を取り戻すかということは早急に考えなければいけないことだが、その問題はあまりにも大きく、あまりにも深すぎて簡単に解決できるものではない。
それでもあきらめることなく、各人が考え、その多くの問題に立ち向かっていかないことには何も始まらない。
教育の現場が、本来の姿を一日でも早く取り戻してほしい…。
教育の現場