想定内と想定外。最近は想定外が多過ぎて…。

問題を解いた時に子どもたちから出てくる解答は、正答、誤答、“珍”解答まで様々。そして、誤答や“珍”解答から少しでも正答に導くのが我々の仕事。

誤答から正答への道を探る上で一番大切に考えているのは、誤答の原因。その子が間違えている原因が何なのか?思考の過程の中のどこで間違えているのか?を探り、そこから修正をかけていきます。そういった意味では、これまではその原因のほとんどが想定内というか、問題と解答を見ているとわかったのですが、最近はなかなかどうして手強い解答(子ども?)が多くて…。苦笑

先日も、Kちゃんと漢字の勉強をしていて出てきたのがこの答え。

『可燃』の読み問題。

Kちゃんの解答は『くねん』

く、くねん???

『か』→『く』に変わってしまった原因を考えても考えても思い浮かばなくて…。

単純に覚え間違い?とも思ったのですが、他の問題の時にはちゃんと『可』を『か』と読んでいたのでそれはない。じゃあ、なんで???

思いもよらなかった誤答の原因

しばらく一緒に問題を見ながら考えていたら、Kちゃんが

「あっ、『可(か)』だった。俳句の『句(く)』だと思ってた。笑」

そこ???そりゃあ、ちょっと想像できませんでした…。^^;

たしかに似てるっちゃ、似てるんだけど、仮にそう見えたとしても『くねん』と読む方が難しくない?

まぁ、これはほんの一例なんですが、最近どうも子どもたちの発想に付いていけてなくて、想定外の解答が多過ぎて困ってます。その原因を導き出すためにいろいろ会話もしてみるんだけど、自分の思考をうまく説明することが苦手な子が多いので、そこでも四苦八苦するので、こちらに理解につながらないことが多くなることも原因の一つだと思っています。

ということは、こちらがレベルを少しでも上げるしかない!!子どもたちの複雑怪奇な思考に少しでも近付くしかない!!

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子どもたちに「自分のために勉強がんばれ!!」と言って応援しているので、そんな子どもたちのためにこちらも子どもたちの思考が理解できるようにがんばります☆(根本的にはかなり近いはずなので、きっとできると思います♪♪ 笑)

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