分数計算を攻略するには公倍数よりも公約数に強くなれ!!

小学5年生の算数では、倍数・公倍数と約数・公約数のあたりに入ってきました。そんなに難しくないと思う単元(←わかる人間にはそう感じても、わからない子にとってはやっぱり難しい…。)だけど、意外と苦手にしている子や解答の間違いが多い。

特に多いのが、ちょっと大きめの数字を含む公倍数を見つける問題と、約数・公約数を見つける問題での答えの数の不足。教えていて感じるのは、どちらも難しくてできないというよりは、『根気よく見つけられなかった』場合や『ミスによって見落としている』場合がほとんど。

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じゃあ、どうすれば…?

というのが、今回の話ではなく、この公倍数や公約数はもちろんそれ自体をきちんと理解して正しい答えを求められるようになることも大事ではありますが、学習内容としては、その次に学ぶ通分を含んだ分数の計算ができるようになるための布石の学習。入試等でもよく出るのは、実際に公倍数や公約数をダイレクトに使って解く問題よりも、分数を含む計算問題の方が多いので、そちらでしっかり点数を稼げるようになっておくことがプラスになります。

正しい答えに辿り着くために…

分数計算を攻略することにポイントを置いた場合は、「公倍数よりも公約数に強くなれ!!」というアドバイスを送りたいと思います。

どういう話かというと、分数計算で通分する際には基本的に最小公倍数を使いますが、これは最小公倍数でなくても公倍数であれば正しい答えを導き出すことはできます。ただ、その際には、出てきている答えの数字は大きいものになっている可能性が高く、一番小さい分数にまで約分しておく必要があるため、公約数(最大公約数)にはきちんと精通して正しい数字に変えておかないと完全なる正解にはならず、答えとしては『△(減点対象)』になっちゃいます。

だから、一旦大きい数字で計算したとしても、最終的にきちんと約分さえできていれば大丈夫なので、そういった意味で正しく公約数(最大公約数)を求めて使えるようにしておくと、分数の計算で正解を出すために苦労することは少なくなります。

これは、分数計算の中で、通分を必要とする加法・減法だけに限った話ではなく、乗法・除法でも計算を楽にして、ミスを少なくするためには公約数(最大公約数)の力が重要なのです。

各教科、特に算数や数学に関しては、単元を単体の課題として捉えるのではなく、他の単元との連続性をしっかり考え、合理的かつ効率的に学ぶことが大切です。

テストで点をとることだけを目指した勉強ではなく、学んだことを上手に活かして次の学びに結び付けられる力をしっかり身につけられるようにがんばろう!!

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