幸“運”も不“運“も自分の心次第

タイトルに惹かれて読んでいた読み物の中にこんな一節がありました。

人生の「運の良し悪し」は、実体のないあいまいなものでも、神通力に頼る他力本願的なものでもありません。ある意味、各人の『心のクセ』のようなものです。

ほうほう。“運”の良い人、悪い人っているような気がするし、同じ人でも“運”の良い時と悪い時があると思うのですが、それが『心のクセ』とはいかなることですか?と思い、読み進める。

すると、その先にこう書かれていました。

“運”とは、「運ぶ」という漢字を書きます。これは、幸“運”や不“運”が、ある日突然に立ち現れるものではなく、脈々と続く流れによって運ばれるものであるということを表しています。

つまり、いまの自分の心が、明日の自分が運ばれる方向を決めるということです。よい方向、悪い方向、自分の未来がどちらへ運ばれるかは、いまの自分の心次第なのです。

たしかに!!

“運”という字は「運ぶ」という字。そう考えると、突然現れるものではなく、日々の流れの中で、自分の元に運ばれてくると考えることもできる。今までは、どちらかというと、突然自分の前に降って湧いてくるものぐらいに思ってた。でも、そう考えると、どんな“運”が自分のところへ運ばれてくるかが自分次第だとこの解説もなんとなくわかる気がする。

うまくいかない時、なかなか気持ちを良い方向に切り替えられない。それはそのまま、自分の心が悪い方向に向いているのと同じこと。そんな状態で、良い“運”にめぐり合うことなんてできないってことですね。

ダメなものはダメ。

無理なものは無理。

自分一人だけのことであれば、ある程度は自分の中で方向性を決めたり、方向性を変えたりすることもできるけど、他者との関係性の中ではそれは簡単にできない。だからこそ、ある一定の基準を自分で設け、どこかで線を引き、諦めるべき時は諦めて、自分が前向きになれる良い方向へと気持ちを向けることで流れを変える。

なかなか簡単にできないことかもしれないけど、そこから何かが始まるとしたらがんばってみる価値も必要性もあると思う。

自分の元へ幸“運”が運ばれてくるように☆

心を前向きに、がんばっていきましょう♪♪

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