内申評価のアップは本人に無理のない方法を選択しよう!!

2学期が始まり、あと3ヶ月ぐらいすると私立高校を中心に志望校の決定から入学願書の作成をしなければいけない時期。中学3年生にとっても「もう少し時間はある…。」とはなかなか言えない残り時間の時期になってきました。

今日のお話は、もちろん、その主役である中学3年生にも関係はあることですが、成績評価も内申評価も2学期までのものが行くという現実の中では、そんなに現実的な話にはならず、どちらかと言えば、来年以降に受験を控えている中学2年生以下の子たち向けのアドバイスになるかと思います。ただ、中学3年生にもほんの少しのチャンスは残されているので、がんばってみようと思う人は是非チャレンジを!!

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最近、教室でそんな話題になる中で、内申評価のポイントを上げるために部活でがんばる、生徒会に立候補してがんばる、ボランティア活動をがんばる…といった話がよく出てきます。

まず部活。

3年間継続しておくことでその記載はありますが、それはある意味、ほとんどの子がその気になればできることなので、正直そんなにプラスの評価にはなりません。優秀な成績や表彰などあればもちろん別ですが、それらは内申評価のためにがんばることではなく、部活を真剣にがんばった結果としての評価。だから、そこに力を入れることは、ある意味、普通というか内申評価とは切り離して考えるべきかと…。

次に生徒会やボランティア活動。

自分自身の普段の生活を考えて、そこにプラスαの要素のなることが多いため、それを継続することでの自分自身の負担ややるべき勉強等への影響をしっかり考える必要があります。もちろん、それが大丈夫であればどんどんチャレンジしてもらいたいと思いますが、負担増になって勉強面がマイナスになってしまうと、結局、プラスマイナス0もしくはマイナスにもなりかねません。だから、そこで内申評価を上げたとしても…。

有効的にがんばるためのおススメは…

ということで、内申評価のアップを考える上で優先的に考えるなら、各種検定の取得に時間をかけましょう!!

もちろん、こちらも部活同様、取得している子が多いので、一般的に取得できる3級レベルでは加点は望めません。内申評価でのプラスを目指すなら、準2級以上が最低必要レベルになります。

じゃあ、3級レベルへのチャレンジで終わるようなら、部活や生徒会、ボランティア活動なんかと同じく、負担増になるだけじゃないの?なんて愚問はしないですよね?各種検定の勉強は、その合否とは別に、きちんと基礎学力のアップにつながる内容なので費やした時間が勉強面の足を引っ張ることはありません。すなわち、一石二鳥なのです。

どの検定も年間に3回程度は受験機会があります。年間3回×3年間で9回という具合に単純にはいきませんが、それでもチャレンジするチャンスはかなりの数が期待できます。

そして、中学3年生の諸君にも、完全なるラストチャンスにはなりますが、ほとんどの検定が秋に受験機会があります。(英検が条件的には一番厳しくて、申し込みまでの時間がほとんどないですが…。)

ということで、内申評価のアップを目指す方法はいくつもありますので、自分に合った方法、自分の生活もよく考えて無理のない方法で、3年間かけてゆっくりがんばっていきましょう。

でも…。

結局、入試の合格に向けて一番効率のいい方法は、しっかり勉強してテストできちんと点がとてるようにしておくことが一番効率のいい方法なんだけどね♪♪笑

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