治療と教育の融合=療育

療育とは・・・

療育ってなに?僕も前職の時は耳にすることはあっても詳しい内容については理解していないのが正直なところでした。

本格的に子どもと関わる仕事に就くことを決心したあたりから、少しずつ療育について勉強してるところでございます。

 

療育とは・・・

障害のある子ども(最近では特に発達障害がフォーカスされているようです)が、社会的に自立でき、社会生活により適応できるようにするための「治療」「教育」のことです。生活していく上での不自由や困り感を軽減できるよう専門的な教育支援プログラムに沿って、言葉や身体機能などの発達に遅れのある子どもについてトレーニングをしていくものです。

 

いや〰。なかなか分かりづらいですよね。要は、子どもに様々な場面を経験してもらい、生きていく上で必要なこと(要求の仕方であったり、買い物の仕方であったり、コミュニケーションの取り方だったり。)をその子、個々人に応じてトレーニングしていくことですかね。計算が苦手であったり、読んだり書いたりが苦手な子どもには、その分野を重点的にトレーニングしたりと様々です。

障害児支援(放課後等デイサービス、児童発達支援施設など)では、療育を中心に行うことが通例となってきています。もちろん、それが子どもの成長に結びついたり学校や家庭での生活の安定に繋がるのであれば療育の意義は十分にあると思います。しかし、支援者が「これが絶対正しいのだ。」とか、「この療育プログラムをしないと成長できない」と頭が固くなっては本末転倒です。それぞれの子どもたちに合わせて療育が施されなければ意味がありません。
決して機械的ではなく、支援者も子どもたちの特性をしっかりと観察し、こどもたちとの関わりを楽しみながら療育をしていきたいですね。(じゃないと子どもたちも楽しくないもん。これ絶対。)

 

つい先日読んだ本です。著者の息子さんは自閉症という障害を持たれており、それがキッカケで放課後等デイサービスを経営されています。療育のことも書かれていますし、でも題名が「療育なんかいらない!」。いらないんかいっ!!笑
ぜひ皆さんに読んで頂きたい一冊です。新たな視点が生まれると思います!オススメであります!

 

 

 

障害児(者)支援に正解はありません。この方法が絶対に正しくて、このやり方は間違っているということはありません。なぜなら、その子ども子どもによって障害も違えば特性も違うわけです。ピーマンが嫌いな子にただ単にピーマンだけを「食べなさい!私はこの食べ方で食べることができた!」と言っても中々食べられませんよね。様々な調理法を試してその子どもはピーマンの肉詰めなら食べることができるかもしれません。子ども一人一人にあった支援方法を色々と試す必要があります。

 

僕の持論ですが、支援者が楽しく子どもたちと関わっていれば自然と子どもたちも楽しくなると思います!まずは支援者が楽しむ!(まっちゃんは支援者というよりは子どもたちに遊んでもらっている立場なので、同じ子どもかな笑)
そのことを忘れず、何事も楽しめたらと思いますっ!!

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