自分を信じ、応援してくれる人

龍馬伝の第1部が終わった。
今のような自由な時代と違い、脱藩という形で自分の国を出ることは重罪だった時代。
龍馬がどれほどの思いで、土佐という国を後にしたのか、その気持ちは計り知れない…。
そんな龍馬の背中を大きく押してくれた乙女姉さん。
乙女姉さんは、龍馬にとって大きな大きな存在であり、あの幕末の龍馬の活躍は乙女姉さんの存在なくして語れない。(はず…。)
自分がどんな道を選ぼうとも、どんな世界で生きていこうとも、自分を信じ、応援してくれる人。
そんな人が、たった一人でもいてくれたら、どれだけ心強く、ありがたいことだろう。
龍馬が龍馬らしく、自分の信じた道を真っ直ぐひたむきに生きることができたのは、乙女姉さんをはじめ、そんなたくさんの人たちに支えられ、愛されていたからだろう。
当たり前の話だが、それはもちろん、子どもたちにも言えること。
自分を信じてくれる人、自分を応援してくれる人の存在をきちんと感じ取ることができている子どもたちは、その子の持てる力を十分に発揮し、大きく成長している。
悲しいかな、それを感じ取ることができない子や、まわりにそんな人を認めることができない子は、自分の力を出し切れていないケースが多い。
子どもたち自身がそのことをきちんと感じ取り、その人たちの力を受けとめながら前に進めることが本当は理想的なこと。
でも、まだまだその力を身に付けていない子もたくさんいる。
そんなときには、子どもたちがしっかりそれを感じ取れるようにどんどん、声をかけ、ふれ合い、関わりを持つことでそのことを伝えてあげて欲しい。
龍馬にとって乙女姉さんがそうであったように、そんな人の存在が、人を大きく、そして強くしてくれるから…。
次週から第2部が始まる。
土佐を飛び出し、大きな世界で羽ばたく龍馬の活躍が楽しみだ☆

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