インドの旅の様子をお伝えする第四弾。
今回は、このインドでの旅の道中で見かけたたくさんの子どもたちの様子をご紹介したいと思います。
本来の旅のコースではなかったのですが、高速道路が一部通行止めになっていた関係で、その迂回路として通った田舎道での様子。
普段、あまり観光客が行くことのないエリアなので、観光客のバスがとっても珍しかったみたいで学校帰りの子どもたちがどんどんバスに寄って来て…。
みんなすごく人懐っこくて、かわいかったです☆
この二人は、ちょっと離れたところからずっとバスの様子を見てました。
あまり近寄って来なかったところをみると、二人とも‘シャイ’だったのかな?
特に左側の子、カッコイイでしょ♪♪(笑)
そんな学校帰りの子どもたちとは違って…。
この子は一生懸命水汲みをしていました。
こんな小さな子でも生活のためにちゃんと働いているんですよね。
そしてこの子は、小さな赤ちゃんを抱いて子守りをしていたのだと思います。
雰囲気的に、子守りがこの子の役目のようでした。
みんながにぎやかに騒いでいるのを聞いて様子を見に出てきたみたいで、最後まで一生懸命手を振って見送ってくれました。
すっごくいい顔して笑ってるでしょ!?
でも、この写真の直後の二人の様子が次の写真です。
二人のすぐ後ろに車が止まっている様子を見てもらってわかるように、これは往来の激しい路上。
バスが信号待ちで止まった瞬間にどこからともなく現れて、バスに向かって一生懸命「何か食べ物をちょうだい!!」と訴えていました。
危険な状態にこちらは気が気じゃなくて…。
大人にさせられているのか、自分の意志でしているのかまではわかりませんが、‘物乞い’をすることは彼らにとって生きることを意味するのだろうと思うと、ものすごく切ない気分になりました…。
これも街の中での様子。
二人の子どもたちが袋を持って歩いてきました。
「何をしているのかな?」と思って見ていると、そのままゴミ箱のところに行ってゴミを漁っていました。
何かお金になりそうなものを探していたようです…。
今の日本ではほとんど見ることのない光景。
まだまだ世界には、こうやって生きている子どもたちがたくさんいるんですよね…。
この子は屋台で物売りをしていました。
こういう言い方をしたらすごく失礼なのかもしれないけど、‘物乞い’をしたり、‘ゴミ漁り’をしている子どもたちに比べたら幸せなのかもしれないなぁ…って思っちゃいました。
それでも、こんな小さな子どもたちが生きていくために働かなければいけないんですよね。
それに比べたら、日本の子どもたちはどれだけ満たされていて、どれだけ幸せなんだろう…?
そのことをもっともっと真剣に考えて、その幸せを大切にし、それに甘んじることなく一生懸命生きていかなくてはいけないんだよなぁってことを痛感させられました。
でも、それすらこちらの傲慢な見方や考え方であって、この子どもたちはそれぞれにすごく幸せなのかもしれない。
こちらの勝手な物差しで計って言っているだけで、子どもたちはそれぞれに幸せを感じて生きているのかもしれないし、ある意味、今の日本の子どもたちよりもこの子どもたちの方が幸せなのかもしれないから…。
だって、どの子どもたちもすごくステキな“笑顔”してるんですよ☆
すごく幸せそうなたくさんの“笑顔”。
やっぱり、子どもたちの“笑顔”は万国共通ですね♪♪
直接会話することや触れ合うことはできなかったけど、子どもたちの様子からたくさんのことを学ばせてもらえた旅でした。
世界中の子どもたちみんなが幸せになり、“笑顔”いっぱいで暮らせる日がくることを願って…。