朝、学校へ出勤している道中でいつも見かける風景がある。
それは、とあるお家の庭先に、杖を持ったおじいちゃんがちょこんと座ってまわりをじっと見ている様子。
さすがに雨の日まではいないけど、結構寒い日でもいつも変わらずそこにいる。
そして、その横を通ると、通り過ぎる様子をいつもずっと目で追っているのがわかる。
自分にとって、あたり前のようにそこにある朝の一コマ。
ほんと一瞬のことなので特に言葉を交わすこともないけれど、「今日もおじいちゃんは元気だね☆」って思いながら、「こっちも負けずにがんばろう!!」って元気をもらう。
それがここ数日、そのおじいちゃんの姿を見かけない…。
「体の調子が悪いのかな?」とか「あまりにも寒いから家族の人に止められているのかな?」っていろいろ想像してみるものの、実際のところはわからない……。
あたり前に感じているから、なくなって初めてその存在に気付く…。
いつも“変わらぬ風景”がそこにあるという幸せを、いつもちゃんと感じることを忘れないようにしたい。
明日はおじいちゃんの元気な姿に会えるといいな♪♪
変わらぬ風景