よくわかるこの1冊

発達障害に気づかない大人たち発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)
星野仁彦/祥伝社 ¥819

今読んでいるこの本。
若干読み飛ばしつつも、一通り書いてある内容がわかったかな?ってとこ。
興味ある内容の部分はもう少し詳しく読んでみようを思ってますが…。
もちろん、出版されている本の内容がすべて正しいというわけではないので、記載内容的には「???」って感じる部分もあります。

例えば、本文の内容の中に『発達障害は治せる』という章もあるのですが、周囲の理解で改善を試みたり対処法を見い出したりすることはできると思いますが、『治せる』と言い切っちゃっていいのかな?って思ったりもします。
ただ、そういった部分を差っ引いても、発達障害について何かを学びたいとか、少しでも対処法を学んで役に立てたいと思われている方にとっては一読の価値があると思います。

基本的に大人の発達障害について書かれている本ですが、その内容は子どもたちのことに関しても十分当てはまるし、大人の人にできる対応をもっと小さいときからきちんとしていればより多くの改善や対応の方法も見つかるかもしれないし…。

今のこの世の中、自分たちのまわりには障害を抱えて苦しんでいる人は大人・子どもを問わずたくさんいます。
そんな人たちが必要としているのは、周囲の理解。
障害を抱えて困っている子どもたちに関わる機会がある人は少ないかもしれませんが、いつどこでどんな形で障害で困っている人たちと関わることになるかわからない。

そんなときに少し知識を持って、そしてたくさんの理解を持って困っている人たちに接してあげることができるようにみんなに読んでもらえたらいいなって思う。
そのために読む本の1冊として、これなんかいいんじゃないかな?って気がします。
読んでみたい方は、いつでもお貸出ししますよ♪♪

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