これが今の日本の政治の現状

山本太郎議員が秋の園遊会で天皇陛下に手紙を直接手渡したということがかなり大きな問題になっていますね。
正直、最初にその記事を読み、山本議員の主張を見た時には「それほど大きく問題視することなのかな?」なんて軽く考えていたけど、いろいろな記事を読んでみると十分大きな問題だということがよくわかりました。

そういった意味では、単に政治家の無知を非難するだけでなく、自分自身ももっといろいろなことを学ばないといけないという教訓として受け止めていますが…。(苦笑)

問題の内容については、マスコミがいろんな形で取り上げているので、あえて触れる必要もないと思いますので省略。
その時の様子は配信記事より、写真を抜粋して掲載させていただきます。


(10月31日付 日本経済新聞より)

「政治家としてではなく、一国民として…」という釈明を聞けばわからない気もしないでもないが、そもそも園遊会の場にいて、天皇皇后両陛下に接見できる立場にあること自体、国会議員という立場を利用してのことになるので釈明自体に整合性が感じられなくなってしまう。

加えて、専門家の見解を見ていると、こう書かれているところが一番今回の問題の本質をついていると思いました。
「まず話を持って行く先を間違えています。(中略)彼は国会議員なので国会の中で訴えていけばいいのです。」

そりゃあ、そうだ!!
そのために国会議員になったんだから、そこをはき違えていること自体が一番の問題ってこと。
国会議員たるものが憲法がきちんとわかっていなくて、こういった行動に出て問題になってしまう。

逆にいえば、そんな人間が国会議員として国政の場に参加しているということ。
すなわち、これが今の日本の政治の現状であり、レベルの低さといっても過言ではないのかもしれない。

全然違う話だが、今日は今日でアントニオ猪木議員が理事会で渡航不許可の決定を受けたにも関わらず、それに従わずに勝手に訪朝するために日本を出発したという問題も起こっている。
それぞれが自分の主張や思いを持って政治に携わり、何らかの形を作ろうとやっていることだということを理解できるが、あまりにもお粗末すぎやしないかい?

そしてもう一つ、朝の報道番組『とくダネ!』の中で小倉さんが言っていたことが今回の問題の一番愚かなところをズバッと言い当ててる気がした。
「それぐらいのことを天皇陛下が知らないと思って伝えようとしているのだとしたら、天皇陛下をバカにしているよね。天皇陛下はそれぐらいのことはちゃんと知ってらっしゃるよ。」(一部言葉は違っているかもしれませんが、こんな感じの内容でした。)

まさに!!
山本太郎議員、破れたり!!!!
国会議員を辞めなければいけないという最悪の事態だけは避けられるといいですね。
せっかく投票してくれた有権者の1票のために…。

-ひとり言

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