自分にはできないことを形にしたり、成し遂げている人たち。
その人たちと自分の違いは何なんだろう?ってよく考えてました。
もちろん、単純に学んできたことの違いや専門分野の違いってことはあります。
が、そんなことではなく、一つのことに邁進して結果を残している人たちと自分とのやり方や普段の取り組みの仕方、人との関わり方などということ。
いろんな視点から自分との違いを見比べてみている中で一番違いを感じていたことは、スゴイって感じる人の多くが“上手に抜く”ってことができているような気がした。
もちろん、仕事自体の手を抜いているってわけではないですよ。
仕事に対して手を抜いている人をスゴイって感じるわけないですからね。(笑)
敢えて言葉を選んで言ってるわけですが、よく言えば“抜く”であり、悪く言えば“忘れる”ってこと。
これは細かいことを気にしなかったり、少々のことは笑い飛ばす的な意味で、これまたよく言えば“大らか”であり、悪く言えば“適当”って感じかな?
でも、そんな適当感満載の中でも、自分が「ここぞ!!」って決めたポイントはちゃんと詰めてやってるからいいんだろうなって思ってました。
自分はこう見えて(!?)結構細かいところを気にするタイプ。
考えすぎると最後には面倒臭くなって適当に済ませることが多いんですが、自分の中でこだわるところはたくさんある人間だと思っています。。
その上、一度思い込んだり決めたことはそのまま引きずるので、「嫌なものはイヤ!!」ってのもハッキリしてて…。
だから、昔から敵も多い人間。(笑)
その辺をうまく調整できるというか、上手に抜いてうまく流せる人がいろんなことを形にしているような気がしてました。
そんな人たちを「スゴイ!!」と思いつつも、自分なら抜かない部分を抜いている(抜けている)と感じるとそれはそれで気になる性質で、それが何かを成し遂げる一つの必要アイテムなのだとしたら、自分にはできないし、できなくてもいいと思ったりもしました。
厄介な性格ですよねぇ…。
そんなことを考えてたんだけど、改めて自分のまわりのスゴイ人のことを考えてて、その中でも「この人は本当にスゴイ!!!!」って思う人の行動を思い返してみると、思ってたこととちょっと違うことに気が付きました。
本当にスゴイ人は、自分が思うこだわるところもきちんとこなし、やるべきことをやった上で結果を残している。
そこのところをきちんとしてくれるので、こちらとしても関わらせてもらっていて安心感があるというか気持ちいいって感じられて信頼できる。
何かを形にしている人や成し遂げている人は、間違いなくそれだけでスゴイ!!
でも、そこに相手に与える安心感や信頼も加味されると、相手に「本当にスゴイ!!」って思ってもらえるんでしょうね。
自分はやっぱりそこにもこだわりながら、やっていきたいという思いを再認識。
まぁ、感じ方は人それぞれなので個人的な意見ということで…。(笑)