教員採用試験

今日は岡山県の教員採用試験の一日目でした。
新たに、教職を目指す人たちが夢に向かって、暑い中真剣に試験に臨んだことだと思います。
教職を目指して大学の教育学部に進学し、教員免許は取得したものの、結果的に学校教育の現場ではない道を選んでしまったため、一度も受験することがないまま現在に至っている人間にはその雰囲気も緊張感も計り知ることはできませんが…。
間違いなく、みなさん真剣に試験問題と対峙されたことでしょう。
大学を出るときに別の道を選択した時点で、ある意味立つことはないであろうと思っていた教壇に立つチャンスは、10年ぐらい前にいただくことができました。
さらに、今は思っていなかった形で学校教育の現場に関わるようになり、たくさんの子どもたちと楽しい時間を過ごすことができてます。
昨日、学校である先生と話をしているときに「先生がもう少し早くこの世界(学校教育の特別支援の世界)に来ていたら…。」と言われました。
もちろん、自分自身もこれまでにそのことを考えたことがなかったわけではありません。
「もし、もう少し早かったらどうなっていたんだろう?」「自分はその時点でどの道を選択していたのだろう?」と…。
少ないチャンスに全力を注いで教員採用試験を受け、教職の道を目指していたのかな?
自分が選択しなかった人生の道を、「もし選択していたら?」という答えは、選択しなかった時点でその道は消滅しているので考えてみても想像できないし、想像してみても仕方ないことなんだろうなって思います。
ただ、今の自分の生き方は間違いなく自分自身で選択して進んできた道であり、その過程を経てきたからこそ今がある。
その今の自分を考えたとき、大変だったという思い以上に満足感でいっぱいの今があり、これからまた向かっていく未来があることを考えると、「もし…?」を想像する必要性もないなって思えます。
足りないものや欲しいと願うものはたくさんあるけど、それ以上に、与えられてきたものや手に入れてきたものの多さに満足しているから…。
それになにより、過去のどこかで教員採用試験を受けて、たまたま運よく合格できて教職についていたとしても、その道を真っ直ぐに全うすることはできていないかもしれないですからね。(笑)
ここ岡山県で教員採用試験が行なわれた今日、昨日学校で一人の先生に言われたこともちょうど重なって、ちょっとだけ仮想の世界の自分を考えてみちゃったりしました。
まぁ、どう考えてみても、結局辿り着く答えは一つ。
自分の信じる道を、大好きな子どもたちのために全力で前に向かって進むのみです!!
教員採用試験。
本当に真剣に子どもたちと向き合ってくれる素敵な先生が合格してくれるといいな♪♪(笑)

-ひとり言

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