安否

11日に発生し、東日本の太平洋側に大きな災害をもたらしている地震と津波。
発生から丸2日経ち、時間の経過とともにその被害の大きさと現状が明らかになっていく中で、想像を絶する災害規模の大きさに言葉を失っています。

地震の初期の情報を聞く中で、一番安否が気になった知人が、岩手県盛岡市にいる後輩。
通信網が遮断・崩壊している中で無理だとわかっていたけど、それしかできなったので11日の夜にメールを送って安否の確認をしました。

返事がこない中で不安だけがどんどん大きくなっていく中、今朝、無事だという連絡が届いてホッと一安心しました。
自分自身がとても大変な状況にも関わらず、送られてきたメールにはこちらの心配をしてくれていて…。

折り返し、メールを送ったんだけど、また回線や通信が混乱しているのか、再び連絡は取れていません。
今はそれどころじゃないからだと思いますが、まずは安否が確認できてよかったです。

今回の一番の被災地からは少し離れたところになりますが、千葉にいる従兄弟からも無事の連絡があったと聞きましたし、同じく千葉にいる友人からも水がなくて大変だけど家族みんな無事で元気だという連絡が入って胸を撫で下ろしました。

実は、自分自身2004年に起きたインドネシアのスマトラ沖地震のときにはタイにいて、安否の確認が取れなかった家族や友人にすごく心配をかけてしまったことがあります。

あのときは地震や津波の影響はまったくない地域にいたので、当の本人はいたって呑気なもんだったのですが、まったく連絡がつかない中で心配をしていた方は気が気じゃなかったという話を後から聞きました。

今回、自分が知人の安否を心配する側になって、改めて心配している側の人間の気持ちが痛いほどよくわかりました…。

これから更に詳細な実態が明らかになっていく中で、今以上に悲しい現実を目の当たりにしないといけないのだろうと思います。

そんな中で一つでも二つでも明るいニュースが聞けることを祈りながら、何かできることはないか考えてみたいと思います。

一人でも多くの方の安全と、一日でも早い復興を心より願うばかりです。

-ひとり言

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