みなさんもよくご存知のあのマクドナルドのドナルド(米名:ロナルド)に対して、引退勧告がされたというもの。
そのニュース自体も驚いたが、ドナルドが本国ではロナルドという名前だったという方が、個人的にはもっと驚きでした。(笑)
今回の引退勧告も、日本でよくあるような企業の宣伝効果をねらったようなものではなく、550以上もの団体や栄養専門家たちから、子どもたちへの健康を考えて「ジャンクフード」の販売を止めるようにとの訴えが起こり、その中でドナルドの引退を求める書簡に署名したそうだ。
署名したのは、米国児童青年精神医学会やシカゴ・ヒスパニック健康連合、タフツ大学医学部家庭療部門などの名立たる団体や、ニューヨーク大学の栄養・公衆衛生学教授ら栄養学者や医師などというから、その本気モードも押して知るべし。
今回のマクドナルド向けの書簡の内容は、塩分、脂肪、砂糖が多く入ってカロリーの高い食品を、ドナルドやハッピーセットの玩具を利用するなど、あらゆる形態で子ども向けに販売するのをやめるよう求めているもの。
商品の売り方は企業の販売戦略の1つであることは間違いないけど、そのためにそのキャラクターの使用を差し控えるようにという表現ではなく、そのキャラクターに対して『引退勧告』をするという発送がいかにもアメリカらしいというか、日本だと半分冗談とも取れるようなことを本気でやるあたりがさすがアメリカだな☆と感心します。
これに対してまだコメントを発表していないマクドナルド側がどういう反論をするのか?
今後の展開も気になるところだし、その余波がこの日本にどういう形で届くのかも興味ありなので、注目してみたいと思っています。