“問答”

数日前の新聞で見かけたある記事。
ちょっと考えさせられて、とてもいい勉強になりました。
タイトルは「答えよりも問いが大事」。
記事の一部を紹介してみますね。
『二十世紀を代表する画家ピカソは、コンピューターについてこんな苦言を残しています。
「コンピューターは役立たずだ。答えを出すことしかできないのだから。」
つまり、ピカソは、答えを出すより問いを発する方がはるかに大事だと考えていたのです。
「天才とは、凡人が容易に答えることができないような問いを発することのできる人」といった人もいます。
米国の著名コラムニスト、シドニー・J・ハリスはこう書いています。
「一番怖いのは、コンピューターが人間のように考えることではない。人間がコンピューターのように考え始めることである」と。』
たしかに、コンピューターはすごく便利だけど、それはあくまできちんとした形でインプットが出来れば、それに対して的確にアウトプットしてくれるという道具。
インプット(=問い)が正しく入力されなければ、自分の求めるアウトプット(=答え)は得られない。
普通は“答え”の方が大事だと考えがちだけど、ちょっと見方を変えるとこういった考え方もできるし、本当に大切なことだと思う。
子供たちの能力を引き出すということも、ある意味同じことが言えるのかな!?
子供たちの“答え”を上手に導き出せるような、最適な“問い”ができるような力を身に付けたいものです。

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