吉村作治先生のエジプト発掘40年展。
以前からずっと行きたいと思っていましたが、今日やっと行って来ることができました
ゴールデンウィークということもあってか、かなりの人出で美術館の中は見て歩くのも一苦労。正直、なかなか“ゆっくり観る”って感じではなかったけど、感動の連続でした。
中でも圧巻だったは、やっぱり今回の目玉『青いミイラマスク』。
その発見までの過程のビデオと、セヌウのミイラとミイラマスクが収められていた木棺、そして青いミイラマスクに目を奪われました。
3800年という時を越えてきたミイラマスクとの対面。とても不思議な気分で、発掘に魅入られた人たちがエジプトという大変な土地で何十年も発掘に携わっている気持ちも分かる気がしました。
その他の発掘品も数千年前の物とは思えないほど精巧な造りに、当時の技術の高さに感心してしまいました。
また、その発掘品の多くに刻まれている文字『ヒエログリフ』の美しさは文字というよりはもはや芸術の域。
中国の数々の石碑に刻まれた文字も美しいと思ったけど、それとはまた違う芸術的な美しさは一見に値します。
この写真は、そのヒエログリフの中から日本語の50音に対応した文字の表です。これさえあれば自分の名前をヒエログリフで記すことも可能。ちょっと興味湧きません?
ほらほら、もう書こうとしてるでしょ!?(笑)しっかり書いてみてくださいね。
美術館のいろいろなところに飾ってあった吉村先生の言葉から一番勇気をもらったのは、「あきらめなければ夢は必ず叶う」ということ。
そして数々の発掘品から受けた人間の力の神秘。
ほんと行って良かったです♪♪
5月13日までのこの展示。
まだの人は、是非とも足を運んでみてください。
青いミイラマスク