2年前の光景が…

朝からいろんな形で報道されている熊本県での大雨による洪水被害。早朝のニュースの段階で大雨特別警報が出されていたところまでは見ていましたが、その後、熊本県内の球磨川が決壊して氾濫を起こして街が浸水しているという最悪の状況になっているという報道を見ました。

テレビ画面やネットニュースなどで、現地の報道を見ると、2年前の真備町の豪雨災害のときに目にした光景と重なり、いたたまれない気持ちになりました。

自宅で浸水被害に遭われた人のコメントで、「短時間で一気に水が押し寄せた」というものも見ました。早朝に浸水に見舞われ、2階に上がり難は逃れたものの、早朝に一気に水が押し寄せて来て浸水をしてしまったという状況も、真備町の時に浸水に遭われた方に聞いた話とまったく同じで、そんな情報からもまたいろんなことを重ねて感じてしまっています。

2年前、自分自身が直接被災したわけではなく、間近でそれを見聞きし、微力ながら、復興支援で現地入りして様子を知っている程度の人間ですらいろんなことを感じているのですから、2年前に被災された方々にとっては、今回の熊本の被災地の状況は、自分のその経験と重なってきっと他人事ではないことだと思います。

自然の力の前では、人間は本当に無力なのだということを2年前のあの日も今日も感じています。

今、被災されている地域の方々の被害がこれ以上広がらず、一日でも早く元の生活に戻れることを心から願うばかりです。

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